2009年 07月 27日
ティム・バートン監督作「ビッグ・フィッシュ」
この監督は、独特な色使いで映像を見せる程度の印象しかなかったので、そんなに期待もせず観たのだが、この「ビッグ・フィッシュ」には完全にやられた。
結果から言えば、すごくいい映画であった。久しぶりに映画で感動させてもらった。

簡単に云うと、理解し合えない父と息子の関係を、父親の荒唐無稽な回想録を紐解きながらお互いに理解し合って行くというストーリー。
映画の根底に流れるテーマはとても重いものなのだが、バートン得意の軽快なタッチと笑いが散りばめられ、最後には何か清々しい気持ちにさせてくれるそんなすばらしい映画でした。